年々複雑になる心不全治療薬をエビデンスに基づき整理することを主眼に置き,同系薬剤の使い分けや未知について追記することで,臨床の場で使用可能な実用書を目指しております.さらに,PV—loopや貧血,電解質異常,ポリファーマシーへの対応など薬剤の周辺事項を章立てし,心臓リハビリテーションや遠隔モニタリングなど薬物療法と関係が薄いと思われる内容もコラムとして取り上げることで,より実用書としての質を高める構成を心掛けております。
大石醒悟先生,北井 豪先生,末永祐哉先生の企画・編集によりU-40心不全ネットワークに所属している全国の循環器内科医が執筆しております。ぜひご一読ください。
中外医学社のページから購入も可能です。(http://chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=3007)